気が付けば2月も終わり!早いものです。。。
先日、アートセラピーを共に勉強した仲間が主催しているこどものためのアートの
クラスにサポートに行ってきました。
6歳の男の子、女の子、そして2歳半の女の子、もうすぐ3歳の女の子とママ1名、
おばあちゃま1名、ファシリテーター2名+私。
男の子はとにかく元気!画材、素材で何かしたくてたまらない様子。
6歳の女の子はおしゃまさん。このクラスには何回か参加しているので雰囲気にも
慣れていて、今日は何するのかな?とワクワク。
対してもうすぐ3歳の女の子(Aちゃん)、今日はちょっと体調が悪かったらしく
なかなか涙が止まらない様子。
2歳半の女の子(Mちゃん)は落ち着いていてマイペース。
こどもたちのエネルギーがいろんな方向に向いていて、どうなるんだろう~@@と
最初思ったけれど、
一度熱中してしまうと、入り込み方がすごかった。
絵の具を混ぜるのも、(その色とその色とその色、混ぜちゃうかあ~~)と私は思って
しまうけど、何色になろうがお構いなし。
手も膝も時にはほっぺにも、クレヨンや絵の具やいろんなものが付いてもお構いなしの子。
作品を作ろうという時、うまくいかなくって手が止まってしまう事もあったけれど、
別の方法を思いついたら鼻息も荒く(笑)、自分が納得いくまで手を止めない位
のめり込む子。
なかなか涙が止まらなかったAちゃんも一度色々な色のクレヨンやサインペンを使って
描き始めると、それに夢中。
そして描き終えると、驚いた事に自分できちんとペンのキャップを閉め、ペンケースの
チャックを開け、ペンをしまい、またチャックを閉め、ペンケースを私に渡してくれたの
でした。(3歳にもならない子がこんな細かい動作をすることに感動・・・)
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それで思い出したのは私がこどもの頃のこと。
私は絵を描くのが好きなこどもで、なにかに憑かれたように?紙やチラシの裏などの
白いところを見つけてはいろいろなものを描き続けていました。
ある時、画用紙からチラシの裏まで、全て描きつくしてしまい、それでも足りなかった
私は、父の書斎にあったノートを見つけ、そこに落書きを始めてしまったのでした。
・・・当然のごとく親に見つかり、(怒られる!><)と思ったか、もしかしたら
開き直っていたか??は曖昧なのですが・・・
親は(ノートを勝手に使った事については怒られたと思いますが)そんな私に
「もっと描いていいよ」と画用紙やノートなどをくれたのでした。
その時描いていたのは女の子や動物、お花とか・・・何でもない絵だったけれど、
私自身の「描きたい!」という気持ちを応援してくれた、という嬉しい気持ちは
今でも思い出します。
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その時、ひとりひとりを見ていてそんな事を思い出しました。
そして、それはこどもに限らないんじゃないかな、とも思うのです。
大人になったって、何か自分が「これをしたい!」という衝動に駆られる事はある。
けれど、いろんな理由を付けてその思いを引っ込めてしまう事もあるのではないでしょうか。
でも、もしかして、やってみると意外とできたりするかもしれない。
例えばいっぺんに全部はできなくても始められるところはあるかもしれない、とか。
自分の気持ちをまずは自分が応援してあげることって大事なんじゃないかな、とか
やりたいと思った”今”がその時なんだなあ~ と改めて思ったのでした。
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そして、ママのアート
普段の生活において、どうしても自分を置いて、こどもや家族の為に、身も心も
費やしてしまうママ。
そんなママが、誰かのお母さんでも、誰かの奥さんでも無く、一人の「わたし」として
表現したり、自分を見つめて、癒せる場を作りたいな、という想いがあります。
今回主催している二人のファシリテーターはそれぞれがママということもあり、
話を聞いたところ、
「もちろん、自分自身を感じる時間は欲しい、そういう時間があったらいいなと思う。
けれども、こどもが小さくて目が離せない・・・」
という現実を踏まえて、「こどもも一緒に楽しむアート」を実施しているとのこと。
(今回もママも一緒のアートワークでした)
その時に印象に残った言葉
「せっかくママになったんだから、ママの自分を楽しみたいな、と思う。」
「アートワークを通してこどもの成長を感じられると嬉しい」
なるほど。。。 いろいろな”自分”がいることを踏まえて、楽しむアートって、いいな!
としたら、どんなプログラムにしようか・・・
ワクワクしながら考え中。
今回いろいろ教えてもらったHちゃんに感謝!(これからもよろしくね☆)
やっぱり、仲間がいるっていいな。
☆ Life with Art ☆