~Our Wonderful life with Art and Art Therapy~   なにげない日々の生活にもっとアートを! ここでは自分自身をさらに輝かせるアートセラピー、オススメのアート、本、旅行、そしてちょっとしたイイネ!などをご紹介します☆
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Life with Art

Author:Life with Art
Life with Art
日々の生活の中に、アートがある
そんな人生って素敵
2011年からアートセラピーをベースとしたアートワークショップを始め、約7年。

内閣府所管 一般財団法人 
生涯学習開発財団認定 
マスターアートワークセラピスト
として高齢者介護施設で
クラスを担当しています。

日々の生活の中でアートを通して自分らしさを輝かせること、自分と自分、自分と大切な誰かをつなぐ場を作りだす事が私のライフワーク。

アート×コミュニケーション、体験してみませんか☆

Master Artwork Therapist
Shikibu Nozawa
(lifewart(at)gmail.com)
お問い合わせの際は (at) を@ に変えて送信ください

※当ブログの画像・本文の無断転用、転載は固くお断りいたします。

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先日、シニア向けアートセラピーの授業の一環で水墨画ワークを
体験しました。

テーマは『忘れていたタネ』

最初は墨一色。
そもそも、硯で墨を磨るところから始まるこのワーク。
墨のにおい、久しぶりだったけれど今になってみればなぜか心が
落ち着くような感じ・・・

そして墨を磨る時間は自分の心が整うような、そんな感覚も浮かん
だのでした。(なぜでしょうね?)

テーブルいっぱいに幹も枝も、根も伸びてゆく樹を墨一色で描いて、
その時はそれで満足していたけれど「色を載せても良いですよ」
との教示でいろいろな色を載せてゆくと明るさ、軽さや広がりが
生まれたよう。
不思議ですねえ、、、

伸びやかな墨と軽やかな色達に背中を押されるように、気持ち良く
どこまでも伸びてゆく私の樹は次第におとなりやお向かい、果て
には遠くの席の仲間の樹にまで広がって行ったのでした^^




☆ Life with Art ☆








少し前に観た映画、

ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち

何回も来日公演を行っている彼女(と劇団)でしたが、実は実際の
公演は観たことが無かったのです。

それも、観に行く機会はあったはずなのになぜか最終的に気が乗らず
気付けば公演自体が終わっていたという事の繰り返し。

そんな訳で映画という形で初めて彼女の踊りに触れる事ができました。

映画の冒頭で「言葉で表現できないものがある、私はそれを”身体言語”
として表現する」という彼女の言葉が引用されていて(ちょっと正確では
無いかもしれませんが・・・)
私はその”言葉で表現できないもの”ということにとても共感を覚えました。

と、同時にもしかしたら私は今になってようやく彼女の作品に接する
”準備ができた”のかな、と感じたのでした。

何か、ものごとって自分の準備が整った時にタイミングが訪れるような
気がするのです。あるいは自分に必要な時とか。

そう考えると、生前、いろんなチャンスがあったにも関わらず観る事が
叶わなかった彼女の舞台を今こうして私が映画(しかもヴィム・ヴェン
ダースという監督の目を)通して観る意味はなんだろう・・・

ヴィム・ヴェンダースインタビューより一部引用(パンフレットに掲載)
『彼女の作品は、愛、喪失、恐れ、希望、私たちの感情すべてです。
「命」なのです。』
『この映画は「旅」です』

***

同じく「夢の教室」という映画も良いよ、とおススメしていただいたので
こちらも行こうっと。


☆ Life with Art ☆



『グラン・ブーケ』 by オディロン・ルドン ~3/4までの展示@三菱一号館美術館

グラン・ブーケ3

大きいとは聞いていたけれど、実物をまえにして驚いてしまった。
それにしても、ルドンがこんなに色鮮やかな作品を沢山残していた事を
今回の展覧会で知ることができたのは思わぬ収穫だったかも。

私にとってルドンは「キュプロクス」や今回も出品されていたけれど
モノクロの版画のイメージが強かったから。

しかし、この生命力があふれ出るような色彩の素晴らしいこと。
美しく、しかもどっしりとした存在感を放つ青い花瓶に活けられたたくさんの花。
見ているうちに、これらは花であって花ではない、そんな考えが浮かんできました。

いろいろな感情、あるいはエネルギー、パチッとはじける火花、化学反応・・・
そういったものが一つひとつの「花」に姿を変えて、この作品になったような。
そう考えると花瓶は土台、あるいは自分自身の根幹を成すような幹かしら、なんて
思えてくる。

右下の黄色やオレンジのかたまりは喜びとか生命の輝きかな、とか画面真ん中に
すっと生える向日葵は何か信念のようなもの、その途中に見える向日葵は左上の
小さな小花達(何かの刺激、パチパチと爆ぜるような?)にちょっと驚いている
ようにも見えるし、魅了されているのかも、そして左側の黒っぽいところは迷った
り悩んだりしている感じかな、等々イメージが広がります。

加えて画面右側中ほどの空色の美しいこと。
そこから空間が開けてゆくような爽快感を感じるほど。

そして画面全体から発するやさしい空気感。パステルという画材の
やわらかさもぴったり合っています。

いつまでもその前でたたずんでいたいような気持ちになる絵です。

この作品はルドンの作品を気に入り、何点か購入していたドムシー男爵家の
お城の食堂に長く飾られていたそう。

今日(3/4)までの展示ですが、お時間ある方はぜひ実物から放たれる
エネルギーを感じてみてくださいね!
 
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