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~Our Wonderful life with Art and Art Therapy~   なにげない日々の生活にもっとアートを! ここでは自分自身をさらに輝かせるアートセラピー、オススメのアート、本、旅行、そしてちょっとしたイイネ!などをご紹介します☆
プロフィール

Life with Art

Author:Life with Art
Life with Art
日々の生活の中に、アートがある
そんな人生って素敵
2011年からアートセラピーをベースとしたアートワークショップを始め、約7年。

内閣府所管 一般財団法人 
生涯学習開発財団認定 
マスターアートワークセラピスト
として高齢者介護施設で
クラスを担当しています。

日々の生活の中でアートを通して自分らしさを輝かせること、自分と自分、自分と大切な誰かをつなぐ場を作りだす事が私のライフワーク。

アート×コミュニケーション、体験してみませんか☆

Master Artwork Therapist
Shikibu Nozawa
(lifewart(at)gmail.com)
お問い合わせの際は (at) を@ に変えて送信ください

※当ブログの画像・本文の無断転用、転載は固くお断りいたします。

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前回は同展覧会の「ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律」についてご紹介しましたが
その他にも興味深い展示があったのでご紹介します。

◆ 「ロースさんのセーター」◆
 DNAシャロアー&クリスティン・メンデルツマ/ヴァンスファッペン
これはオランダのとある街、といっても160の人種、民族が暮らす地域で
その地域に暮らす人々をリサーチする中で偶然発見されたという
  「ロースさんのセーター」
が作品です。
IMG_3115-1.jpg
IMG_3117-2.jpg

ロースさんは80?歳を越えたおばあちゃん。
とあるきっかけでセーターを編み始め60年間、その数何と550枚?!
展示ではロースさんのセーターとそれを地域のみなさんが着て街を
パレードしたビデオが展示されています。
IMG_3118-2.jpg

セーターは色、素材、カタチも様々。 パレードの皆さん楽しそう。

でももともとは誰の目に触れることもなく、編まれたセーター達は
ロースさん宅の箪笥などにずうっとしまわれていたそうです。
こうして誰かの目に触れることを意識しなくても、表現したくなる
衝動ということについて考えます。
  
一時期、アウトサイダーアートで一躍有名になった(なってしまった)
  ヘンリー・ダーガーを思い出しました。

生前、社会との接点がほとんど無かったダーガーとは異なり、ロースさんは
普通のおばあちゃん。”アーティスト”という肩書きは無くてもそのデザインや
色合いの豊かさにはただただ驚くばかり。
普通の生活の中で生まれた作品たちはそれぞれに表情がありました。

+ + + + +

興味深い展示は他にも盛りだくさんですが、まさかここで出会えると
思っていなかった、けれど出会うことができてすごく嬉しかった作品があります。
それがこちら。

Mine kafon

マスード・ハッサーニ作 
IMG_3119-2.jpg 


これ、何だと思いますか?!

アフガニスタン出身の彼。 幼いころ、友達が地面に埋まっていた地雷で体に
傷を負ってしまったことを目の当たりにして、子ども心になんとかできないか・・・
とずうっと考え、ついに創りだした、地雷発見、除去装置です。
IMG_3121-2.jpg
彼が子どものころに作ったスケッチや模型、最新版の模型なども飾られています。

痛みから生まれたデザインとも言えますが、この装置が砂漠の中、風力と
自重で転がる様子はポエティックにすら思えます。

力には力を、ではなく優雅さ、かろやかさ、しなやかさ、スマートさで対峙する。
そんな方法があることを、教えてくれるようです。

ずいぶん前に何かの記事で読んでずっと心に残っていましたが
まさかここで会えるとは。。

個人的に嬉しい出会いでした。

そんなことがあったりするのも、展覧会の楽しみの一つと言えるかもしれませんね

※こちらの展覧会は写真撮影が許可されていますが通常は許可していないところが
 多いです。 写真撮影の際は必ず注意書きを確認されるか、館内の方に確認して
 くださいね。

☆ Life with Art ☆








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各地で開催されている様々な展示、ふらっと入って作品が発するエネルギーや
メッセージを自分なりに受け取る、のは楽しい体験です。

しかしこう思うことはありませんか?

「この作品、作家は一体どんな想いで作ったのだろう、観る人に何を
 訴えたかったのか・・・」

そんなあなたの疑問に応え、展覧会をもっともっと楽しく見る方法があります!

それは







その展覧会が催しているイベントに参加すること!
作家ご本人のトークショーやインスタレーション(その場で作品を作ること)などに
なんと展覧会チケットのみ(当日)で参加できるのです。
(※イベントによっては事前予約が必要なものや別途費用がかかるものもあります)
作家ご本人でなくてもキュレーターがその展示について説明して回ってくれる
ギャラリーツアーというものもあります。

先日、『活動のデザイン』展の「ALMA MUSIC BOX」特別鑑賞会付き ギャラリーツアー
に参加しました。
(こちらの展覧会、これから開催のイベントも多数あるようです☆彡)

展示されている作品についていくつか説明をいただいた後、閉館後の静かな館内で
「ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律」のオルゴールを鑑賞しました。
IMG_3126-2.jpg IMG_3124-2.jpg

死にゆく星、『ちょうこくしつ座R星』が放つ電波を70もの周波数で取得されたデータを
オルゴールに変換したもの。

普段の展示では一種類の音が流れているそうですが今回は特別に何枚ものパターンを
聞くことができました。

電波も様々で、「死にゆく星・・・」のイメージ通り、静かで物悲しげな感じがする
音もあれば、周波数が多い?ものは音がいくつにも重なるような明るくにぎやかな
音まで。これら全て1500光年離れたちょうこくしつ座から届いた電波が音に変換された
ものです。

日本が高精度パラボラアンテナや超高感度電場受信機などの製造を担当している
南米チリのアルマ望遠鏡がこの星を見つけました。
ALMA MUSIC BOXはアルマ望遠鏡の素晴らしい成果(視力2000?!)をもっと世の中
の人に知ってもらいたい、という想いがアートに昇華された作品なのだそう。

今回オルゴールという形に至るまで様々な試行錯誤があったそうです。
これは別のトークイベントで伺いました。一つの作品になるまでに出された様々な
アイデアを見ることができて(普通だったらまず見れませんよね!)こちらも楽しかった
オルゴールはまさかの手作り?!だそう。そんなこと教えてもらわなかったら
そういうものかとスルーしてしまいますが、手作りかと思ってみるとその職人魂?
に頭が下がる思いです

そんな背景を知ったうえでのオルゴール鑑賞、しかも閉館後のミュージアム!
「宇宙」という響きだけでロマンを感じますが、おそらく自分が生きている間には
まず行けないであろう、1500光年向こうで滅びようとしている星について思いを
馳せるような星の意思があるか、は判りませんが何かが伝わるような・・・
そんな時間でした。
IMG_3129-2.jpg

こうしたイベント、実は多くのミュージアムで開催しています。
お出かけ前にちょっとHPなどチェックしてから行かれるのはいかがでしょう?

おススメです!

※同展覧会は展示作品の写真撮影が許可されていますが多くのミュージアムでは
 撮影が禁止されています。撮影したい作品があった場合は必ずご確認くださいね。

☆ Life with Art ☆








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