その1から続きます。
先日開催したアートセラピークラス、
次にご紹介するのは今回初めてのご参加のT様。
ラブレターがテーマですとお伝えすると
「えーーー ラブレター?!?!書けるかしら~~」
とおっしゃっていましたが、私たちからのちょっとした仕掛けで
お便りをもらう嬉しさを体験していただくと、どなたにお渡ししたいかが
ご自身の中ではっきりされたよう。
そのお相手は、お亡くなりになられた旦那様。
なんと出会いは小学生の頃だったのだそう。
本当に仲良しのご夫婦だったご様子をお話しからうかがい知る
ことができました。
「夫との想い出は良いものしかないんです」
とはご本人談。 なんて素敵なんでしょう、、、羨ましい・・・憧れの夫婦像です。
そして、まずは下書から、と書かれたラブレター。
書き終えると、これで良いと納得されたご様子。
愛溢れる、そしてちょっぴり切ない、天国のだんな様へのお手紙。
まさにT様にしか書けない、世界でたった一つのラブレターでした。

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ところでアートセラピーの時間、素材の力が引き出してくれるものは大きい一方で
事前準備や考えて構成されたプログラム、当日のセラピストの関わりがとても大切です。
皆さまの自然な笑顔や個性あふれる表現はこの裏方があってこそのもの。
とはいえ、どれもとても地道で地味なものでなかなかブログの記事にしづらいのが
悩みどころです。
☆ Life with Art ☆