新幹線から見た富士山
早いものでこの2016年の折り返し地点がすぐそこに迫ってきましたね。。。
そんな中、日本ファシリテーション協会(FAJ)が開催する会員を対象とした
シンポジウムの「自由研究発表」という14コマの中の1コマをいただき
アートファシリテーションについてプロジェクト仲間と一緒にお話する機会を
いただきました。
途中参加をあきらめようかと思ったことが何度かありましたが仲間のサポート
(ホントにありがとう!!


)のおかげでどうにか資料等まとめて参加。
アートファシリテーションは2014年にFAJ内で有志のプロジェクトとして発足、
今年で3年目になります。
ファシリテーションのプロセスにアート、イメージを取り入れるという方法。
この”アート”とは芸術性を求めるのではなく、一人一人の想い、気持ち、ビジョン
等を色や線、カタチにしてゆくということを指しています。
なので絵の上手下手は全く関係ありません。
これまで2年間、勉強会やFAJ定例会でアートファシリテーションの
ワークショップさせていただき実感があるのは
・アート、イメージを参加者全員で描き、それを共有することで
共感力が高まる(※ただ描くだけでは無く、ファシリテーターの
仕込みがあります)
・言葉も積極的に使う。アート、イメージと言葉を両方使うことで
普段おそらく偏りがあるであろう脳の働きをバランスを取りながら
活性化させることができる
・ファシリテーションのプロセスを考えるとアート、イメージよりも言葉の
ほうが向いているパートもありそう・・・
・個人/グループそれぞれにアート、イメージを使う事により起こる
効能が異なる
というところでしょうか・・・
嬉しかったのが今回、比較的東京以外の方のご参加が多かったこと。
東京では定例会以外に勉強会なども数回開催していますが
それ以外の地域では、今年3月の中国支部(広島)が初めてでしたので・・・
FAJニュースレター(会員向け季刊誌)にアートファシリテーション
プロジェクトについてご紹介させていただいたことはありますが
各地で活動されている会員の方々に直接お話聞いていただき、皆さまからの
フィードバックをいただけた、とても貴重な機会になりました。
お話の前に、お集まりいただいた皆さまに自己紹介を兼ねてアート
ファシリテーション体験をしていただいたところ、最初は
「えーー私、絵はダメダメ!!」
とおっしゃっていた方も、体験後は
「自分だけではこういう発想にならない、、、なるほどこれがアートの力なんですね。。」
とのこと。
そしてその後初めてお会いする方との話も弾んでいました。

<ご参加の皆さまが思うアートファシリテーション(&一部ウォーミングアップの写真も!)>

・アートファシリテーションを一言でいうと「やわらかいコミュニケーション」
だなと思った!
・”アート”ファシリテーションだとアートと言う言葉だけで身構えてしまう人が
いるから”ラクガキ”ファシリテーションで良いのでは?
・平面だけでなく立体作品も作りたくなった。アートの力。
・アートファシリテーションの印象は「ほんわか」。
・アートファシリテーションは話し合いの真ん中に位置する虹の太陽
(多様性とともに輝く)、だと思ったが書いた文字は「虹の太郎」だった。
岡本太郎のようにカオスや爆発なのだろうか?!
・アートを使うことによって時に思っていなかった自分に直面して驚きや
痛みを感じることがあるかもしれない。
けれどそこを越えると何か素晴らしい世界があるのではないかと感じた。
・・・等々。
まだまだ色々な可能性を秘めているアートファシリテーション。
今年はこれまでの活動や知見を少しでもまとめてゆければ良いなと思っています。
またFAJ内外でも各地やプロジェクト同士のコラボなど、プロジェクトの活動の幅を
広げてゆけると良いなと思います。
私たちが目指しているビジネスの場で使えるアートファシリテーション。
今年一年、引き続き研究してまいります☆
☆ Life with Art ☆
- 関連記事
-
スポンサーサイト