~Our Wonderful life with Art and Art Therapy~   なにげない日々の生活にもっとアートを! ここでは自分自身をさらに輝かせるアートセラピー、オススメのアート、本、旅行、そしてちょっとしたイイネ!などをご紹介します☆
プロフィール

Life with Art

Author:Life with Art
Life with Art
日々の生活の中に、アートがある
そんな人生って素敵
2011年からアートセラピーをベースとしたアートワークショップを始め、約5年。

内閣府所管 一般財団法人 
生涯学習開発財団認定 
マスターアートワークセラピスト
として高齢者介護施設で
クラスを担当しています。

日々の生活の中でアートを通して自分らしさを輝かせること、自分と自分、自分と大切な誰かをつなぐ場を作りだす事が私のライフワーク。

アート×コミュニケーション、体験してみませんか☆

Master Artwork Therapist
Shikibu Nozawa
(lifewart(at)gmail.com)
お問い合わせの際は (at) を@ に変えて送信ください

※当ブログの画像・本文の無断転用、転載は固くお断りいたします。

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード

QR

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
突然ですが、質問です。

皆さまが何かに夢中になるとき、どんなことが「スイッチ」になっていますか?
(自覚されていることってありますか?)

アートセラピーの現場では、皆様のスイッチが入る瞬間を目の当たりにすることがたくさんあります。

今日はちょっと具合がよく無さそうかしら・・・と思われる方が、スイッチが入ったとたん、猛然と?!作品をお作りになられたり

お休み中かな・・・と思っても「○○さーん、お花畑の写真ですよ~ 春ですね~」などお声がけするとカッと目を見開き、写真をガシッと掴まれたり

皆でお歌を歌ったところ(子どもの頃にたくさん歌われているのか、童謡は今でもよく覚えていらして、お好きな方が多いのです)、お休み中と思われた方が目を瞑られたまま、”そら”でそのお歌を朗々と歌われたり・・・

何がスイッチになるか決まっているわけではないところが難しくもあり面白いところでもありますが・・・

2月の終わり、春を思わせる明るい陽が指すとある一日、今月も高齢者介護施設でのアートセラピークラスを開催しました。

テーマは「桃の節句」

古くより桃にはその花の明るさが冬の暗さを追い払ってくれる縁起の良い花、とされていたり、そのいい香りが邪気を払う神聖な木とされていました。

そんな桃のお花を咲かせて、一足先に春を呼ぶワークです。

ディスプレイ用にお持ちした、つぼみがふっくら膨らんだ桃の枝を手に取られてじいっと見つめられる方。

同じく、ディスプレイ用の階段にずらりと並んだ雛壇の写真をご覧になられて「こりゃ驚いた。すごいなこれは!」と感心することしきり、の方。

ウォーミングアップで歌う「うれしいひなまつり」の歌詞カードをお配りするや否や、大きな声で歌い始める方(意外なことに男性です!)

・・・皆さま、桃の節句、春の訪れのイメージを味わっていただけたかな~ というところで、幹や枝を描いた色紙を投入。

お一人お一人に、色紙の上にお花を咲かせてゆきます。

+ + + + +

 さて、どうしたら皆さまがこのアートセラピーの時間を楽しんでいただけるか、どうしたら「これは私の作品だ」「この作品が大好き」と思っていただけるか、、という事はいつも悩みどころで私自身これ!と確信を持って言えるものはなかなかありません。

しかし、例えば自分がシニアになり、施設で生活している、と想像した時に、アートセラピーという場で参加者としての自分がしたいこと、やれること、一緒にして欲しいことは何だろう・・・ということをいつも考えています。

さらに、皆さまお一人お一人が外見も内面も異なるように、皆さまのスイッチが入るツボも異なります。

今回も、桃の枝、写真、みんなとの歌、色、モチーフ、セラピストとの関わり・・・一つかもしれないしいくつか刺激が重なったのか、「今日はお元気無いかな・・・」と思っていた方が表情がぱあっと明るくなったり、それまでと打って変わって作品を作り始めたりされるのです。


+ + + + +

 こちらのフロアの皆様は細かい手の動きなどは難しい、ということもあり「タンポ」を使い、とん、とん、と色を載せてゆきます。

このところ、ちょっと体調が不安定なH様、いらした時は難しいお顔、しかしセラピストが「桃のお花ですよ~」と本物の桃の枝をお見せしたところ、スイッチがON!色紙の上にしーーーっかりと色を載せたり、タンポを他の方に貸してあげようとされる(他の方の作品をご覧になって感想を言ってくださるのはいつもですが、他の方にものを貸す、といったほかの方との関わりを持つ行動は普段ほとんど無いので私たちもビックリ)、トッピングもご自身で選ばれる・・・などアクティブな一面を見せてくださいました。
手をぐうっと伸ばす姿に驚いて思わずパチリ
!!IMG_0894.jpg

出来上がった作品がこちらです。ピンク色に浸したたんぽを力強く色紙に押し当てて、色を付けていらっしゃいました。
201402_HK様

昨年よりご参加のI様。ご挨拶しても表情があまり変わらないので今回のテーマはあまりご興味を惹かなかったかしら・・と思いながらも「今回は、春を呼ぶ、桃の花を咲かせてゆきましょう」とお伝えすると一瞬キリッとしたお顔になり、たんぽをお渡しすると自らお花の形を描いてくださいました。
しかも一つ描かれて「色が薄いわ、もっと濃いのをください」とか、最後にお配りしたお内裏様、お雛様の顔をご覧になり「子どもっぽいのから大人っぽいのからまでいるのね」とおっしゃって「どのお顔がお好きですか?」と伺うと「これがいいわ」と一番大人っぽい表情のお雛様を選ばれました。
お内裏様はお雛様との釣り合いがとれるお顔、ということで決めていらっしゃいました。その作品です。
最後にご自身の作品をご覧になりながら「この中で一番の出来です」と一言。
201402_IF様

いつも元気で皆の人気者のA様、今回はお花より先に青々した葉っぱを茂らせていらっしゃいました。聞けばご自身のお名前とかけて敢えて葉っぱの色を載せたとか。「ぼかあ図工の成績は丙だったんだよ」とおっしゃいますがいつもとてもA様らしさあふれる元気な作品を作ってくださいます。
そんなA様の作品、実は後から気づいたのですが・・・お内裏様の視線の先には可愛らしいお雛様。このお雛様のお顔が期せずとも、亡くなられた奥様のお顔に似ているような・・・この奥様こそ、私が今の現場に始めてお伺いした時、ぎゅっと優しく温かく私の手を握ってくださった方なのです。
A様はなんにもおっしゃらないけれど、もしかしたら奥様のことを思い出してくださったのかな、、、と思うと・・・涙涙。。。
201402_AM様

照れ屋さんでご自身以外に男性がいないとソワソワしてしまうK様、桃の節句なんて女の子のお祭り、とあまり気乗りされないかも・・・と思いきや、階段状に飾られたお雛様の写真をご覧になられて「これはすごい!見事なものだ。たまげたねえ!!」しきりに感心なさって、大きな声で率先して「うれしいひなまつり」を歌われ、その勢いのままご自身の色紙にとん、とん、とリズム良く葉っぱを茂らせ、お花を咲かせてくださいました。
いつも最後にお名前の一文字を取った落款シールを貼らせていただくのですが、K様に「どこにお貼りしましょうか?」とお伺いしてその場所に貼ると「うん、この字は私の名前の一文字だけど、これがイイネ!!」と満面の笑顔。
201402_KH様

どうしたらもっと皆さまに楽しんでいただけるか・・・との悩みは尽きませんが、皆さまが熱中している姿やにっこにこの笑顔は「よーし!次も頑張るぞーー」と私のスイッチを押してくれる、これは間違いありません。

嬉しかったのは、今回参加してくださった職員さんの一言、
「普段見れないような皆さんの笑顔を見れました!」そう言ってくださった職員さんも笑顔、私も笑顔。こんなふうに笑顔って自分はもちろん、みんなも幸せにしてくれるものなのですね。

☆ Life with Art ☆












関連記事
スポンサーサイト
<< アート朝活、始めました&来週23日朝、第2回目開催します☆彡 // ホーム // キモチをカタチに >>

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック URL
http://lifewart.blog.fc2.com/tb.php/85-1689e438
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
// ホーム //
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。