~Our Wonderful life with Art and Art Therapy~   なにげない日々の生活にもっとアートを! ここでは自分自身をさらに輝かせるアートセラピー、オススメのアート、本、旅行、そしてちょっとしたイイネ!などをご紹介します☆
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Life with Art

Author:Life with Art
Life with Art
日々の生活の中に、アートがある
そんな人生って素敵
2011年からアートセラピーをベースとしたアートワークショップを始め、約7年。

内閣府所管 一般財団法人 
生涯学習開発財団認定 
マスターアートワークセラピスト
として高齢者介護施設で
クラスを担当しています。

日々の生活の中でアートを通して自分らしさを輝かせること、自分と自分、自分と大切な誰かをつなぐ場を作りだす事が私のライフワーク。

アート×コミュニケーション、体験してみませんか☆

Master Artwork Therapist
Shikibu Nozawa
(lifewart(at)gmail.com)
お問い合わせの際は (at) を@ に変えて送信ください

※当ブログの画像・本文の無断転用、転載は固くお断りいたします。

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もう随分前のこと。
ボストン美術館で開催されていた日本の新進気鋭?のアーティスト2人展で
奈良美智さんの作品ととともに展示されていたのが村上隆さんの作品でした。 

恥ずかしながら当時村上さんのことは存じ上げず、海外で有名な日本人アーティストって
こういう感じなのかな・・・
と意外な感じを受けながら観たおぼろげな記憶があります。

そんな村上さんへの勝手なイメージは、商業アートと純粋アートの境界線を軽ーく超えてしまった人。
時代の流れと自分の嗜好?の絶妙なマリアージュというのでしょうか。
先のボストンでの展覧会では日本のアニメ文化やコワ/キモKawaii(怖い、キモいあるいは
奇怪&可愛い)を表現しているアーティスト、という紹介だったような・・・

以降、ルイヴィトンとのコラボやRoppongi Hillsのキャラクターなど活躍はとどまるところを
知らなかった村上さん。
東京芸大の日本画(院卒)という経歴からすると商業アートでの華々しい活躍はかなり異色。

とはいえ私自身はその後彼の作品をこうした展覧会のような形で観る機会は全くありませんでした。

そして今回の「村上隆の五百羅漢図展」。
次々と友人たちが訪れては「行って良かった!」との感想。
しかも日頃から展覧会などよく通っている友の感想なのでとても気になっていました。
また、今回の展覧会は村上さんの純粋芸術の表現者としての魂を感じることができるのかも?
という期待もありました。

そして最終日の閉館間際に何とか滑り込み。

館内は撮影自由(絵画の展覧会としては珍しいです。通常は撮影不可)

メインは青龍、白虎、玄武、朱雀の古代中国の四神をテーマにした、全長100m?
という巨大絵画
(メイキングやパノラマ写真が上記リンク先から見れるようです)

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四作品の中でいうと私は宇宙を感じる「朱雀」が好き。
もともと好きなモチーフでもある朱雀やも飛天も描かれてたし色合いも一番好きでした。

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会場にはこの四作品以外にも多くの作品が展示されていました。

この子(虎?)かわいい・・・
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村上さんらしい絵!
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閉館でもう誰もいない部屋で撮った写真
!IMG_8392.jpg

それぞれ、羅漢達や謎の生きもの達の表情や動き、来ているものや肌の模様はもちろん
のこと、よく見るとテクスチャーもすごく凝っていて好きな人にはたまらない、こだわりの
仕様です。
登場人物一人一人に物語や謂れもあるようです。

このスケール感とメイキング映像を見て思い浮かべたのが多分今回の作品の
インスパイア源の一つでもあっただろう、伊藤若冲。
若冲は当時にしては大型の作品を多く残しています。
それができたのは工房を持ち、お弟子さんをたくさん抱えて皆で描いていたから、
という話を聞いたことがあります。
おそらく若冲がメインビジュアルを描き、それがたくさんのお弟子さん達に
伝達され、彼らが手分けして作品を作り上げたのでしょう。
(若冲自身もその中で筆を取っていたかもしれませんね)
アナログな時代でもこの工房体制だからこそ、今の時代でも驚くようなスケールが
大きく、かつ緻密さもある作品を生み出すことができたのでしょうね。

村上さんも大勢のアーティストを束ねてこの超大作を作り上げていったようです。
メイキング映像を見ると、日時が深夜1時とか3時ということも・・・

そんな展覧会の感想としては、村上さんという方はまさに今という時代の
アーティストなんだな、ということ。
そしてアートそのものも時代と共に変わって来ていて、私たち鑑賞者側の感じ方
や捉え方ももっともっともーーーーっと自由になっていいんだろうなあと思ったのでした。

横浜美術館ではその村上さんご自身のコレクションの展覧会が開催中。
アーティストの感受性をコレクションを通して感じるという、めったにない機会なのでぜひ
こちらも行ってみたい!と思うのでした

☆ Life with Art ☆







chirashi5_ob2.jpg
画像はhttp://www.toseikyo.or.jp/art/5th_chirashi.htmlより引用

この情報過多の世界で、私たちは日々たくさんの情報や刺激を意識的、また
無意識的に受け取るだけ受け取っています。

それに伴い生まれているはずのたくさんの想い、感情はどこに行くのでしょう?
いつのまにか消えるのでしょうか?
いいえ、消えたように思ってもちゃんと消化しないものは自分の中に溜まったまま。
消化できずに溜まるだけ溜まって、どこかで爆発するかもしれない火種を
常に抱えている、とも言えます。

中でも特にネガティブな感情はやっかいです。
何かのきっかけで爆発してしまうとほとんどの方が後に残るのは後悔ではないでしょうか。

そういう事を少なくするためにも、何かしらの方法で適度な【発散】をしたほうが
良いのではないかと思います。

発散の方法はたくさんありますし、合ったやり方は人それぞれ。

その中の一つの方法がアートです。

別に誰かに見せる必要はないので絵の上手下手は関係なし。
クレヨンはそれ自体に癒しの効果があると言われているので持っていれば
良いのですがいざとなれば鉛筆やペン一本と描ける何か、があれば充分。

もやもやした気持ちを腕や指先が動くまま描いてみましょう。
目を瞑ったり利き手と反対側の手を使って描いても良いかもしれません。

すると、描かれたそのものにも意味はありますが、描くというプロセス自体
が発散となって、適度なガス抜きとなってくれます。

こうした自分なりの発散のすべを持っていることで、100%とは言えなくても
不必要な爆発を多少なりとも回避できるのです。

+++

先日開催されていたこの「心のアート展」に行った時の事。

とある作品が目に入った瞬間、胸の奥からうわぁぁぁぁ!!!と
なんとも形容しがたい気持ちのカタマリのようなものがせり上がってきました。 

その勢いで思わず涙がこぼれそうになるほど。

久しぶりに感じました。

それを表現するためにふさわしい”言葉”は今も浮かんできません。
しかし、その絵を見たときに感じた衝撃は今でも鮮やかに蘇ります。

そして思いました。これこそがアート、ではないかと。

この展覧会の審査員、そして精神病院、病棟内でほぼ半世紀にわたり
造形教室を営まれていらっしゃる安彦先生がちょうど会場にいらしたので

「あちらにある○○さんの作品、言葉にならないのですが観た瞬間、
 すごい衝撃を受けました、、、」

となんとも稚拙な感想をお伝えしたところ、
先生は静かに受け止めてくださいながら、

「そう・・・・本人は大変なんだけどね。」と一言。

その”大変”の一言に、作家の方が作品を生み出すということ、

表現する、表現せざるを得ない重みを感じました。

と同時にこれは作家の方だけでなく本当は私たち人間すべてが持っている
”大変”さ、なのではないかなと思ったのです。

その大変さ、見過ごしていませんか。
時々はちゃんと見つめて、受け取って、きちんと消化してあげませんか。
誰よりも、自分のために。

そしてもし、無意識の自分からうまれでた表現にどんな意味が込められているのか、
どんなメッセージを自分にくれたのか、
知りたいという方は個人セッションを。
あなたの表現には、それがどんなものであっても今のあなたに必要なメッセージが
隠されて(いえ顕れて)いるのですから 

☆ Life with Art ☆







前回は同展覧会の「ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律」についてご紹介しましたが
その他にも興味深い展示があったのでご紹介します。

◆ 「ロースさんのセーター」◆
 DNAシャロアー&クリスティン・メンデルツマ/ヴァンスファッペン
これはオランダのとある街、といっても160の人種、民族が暮らす地域で
その地域に暮らす人々をリサーチする中で偶然発見されたという
  「ロースさんのセーター」
が作品です。
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ロースさんは80?歳を越えたおばあちゃん。
とあるきっかけでセーターを編み始め60年間、その数何と550枚?!
展示ではロースさんのセーターとそれを地域のみなさんが着て街を
パレードしたビデオが展示されています。
IMG_3118-2.jpg

セーターは色、素材、カタチも様々。 パレードの皆さん楽しそう。

でももともとは誰の目に触れることもなく、編まれたセーター達は
ロースさん宅の箪笥などにずうっとしまわれていたそうです。
こうして誰かの目に触れることを意識しなくても、表現したくなる
衝動ということについて考えます。
  
一時期、アウトサイダーアートで一躍有名になった(なってしまった)
  ヘンリー・ダーガーを思い出しました。

生前、社会との接点がほとんど無かったダーガーとは異なり、ロースさんは
普通のおばあちゃん。”アーティスト”という肩書きは無くてもそのデザインや
色合いの豊かさにはただただ驚くばかり。
普通の生活の中で生まれた作品たちはそれぞれに表情がありました。

+ + + + +

興味深い展示は他にも盛りだくさんですが、まさかここで出会えると
思っていなかった、けれど出会うことができてすごく嬉しかった作品があります。
それがこちら。

Mine kafon

マスード・ハッサーニ作 
IMG_3119-2.jpg 


これ、何だと思いますか?!

アフガニスタン出身の彼。 幼いころ、友達が地面に埋まっていた地雷で体に
傷を負ってしまったことを目の当たりにして、子ども心になんとかできないか・・・
とずうっと考え、ついに創りだした、地雷発見、除去装置です。
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彼が子どものころに作ったスケッチや模型、最新版の模型なども飾られています。

痛みから生まれたデザインとも言えますが、この装置が砂漠の中、風力と
自重で転がる様子はポエティックにすら思えます。

力には力を、ではなく優雅さ、かろやかさ、しなやかさ、スマートさで対峙する。
そんな方法があることを、教えてくれるようです。

ずいぶん前に何かの記事で読んでずっと心に残っていましたが
まさかここで会えるとは。。

個人的に嬉しい出会いでした。

そんなことがあったりするのも、展覧会の楽しみの一つと言えるかもしれませんね

※こちらの展覧会は写真撮影が許可されていますが通常は許可していないところが
 多いです。 写真撮影の際は必ず注意書きを確認されるか、館内の方に確認して
 くださいね。

☆ Life with Art ☆








各地で開催されている様々な展示、ふらっと入って作品が発するエネルギーや
メッセージを自分なりに受け取る、のは楽しい体験です。

しかしこう思うことはありませんか?

「この作品、作家は一体どんな想いで作ったのだろう、観る人に何を
 訴えたかったのか・・・」

そんなあなたの疑問に応え、展覧会をもっともっと楽しく見る方法があります!

それは







その展覧会が催しているイベントに参加すること!
作家ご本人のトークショーやインスタレーション(その場で作品を作ること)などに
なんと展覧会チケットのみ(当日)で参加できるのです。
(※イベントによっては事前予約が必要なものや別途費用がかかるものもあります)
作家ご本人でなくてもキュレーターがその展示について説明して回ってくれる
ギャラリーツアーというものもあります。

先日、『活動のデザイン』展の「ALMA MUSIC BOX」特別鑑賞会付き ギャラリーツアー
に参加しました。
(こちらの展覧会、これから開催のイベントも多数あるようです☆彡)

展示されている作品についていくつか説明をいただいた後、閉館後の静かな館内で
「ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律」のオルゴールを鑑賞しました。
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死にゆく星、『ちょうこくしつ座R星』が放つ電波を70もの周波数で取得されたデータを
オルゴールに変換したもの。

普段の展示では一種類の音が流れているそうですが今回は特別に何枚ものパターンを
聞くことができました。

電波も様々で、「死にゆく星・・・」のイメージ通り、静かで物悲しげな感じがする
音もあれば、周波数が多い?ものは音がいくつにも重なるような明るくにぎやかな
音まで。これら全て1500光年離れたちょうこくしつ座から届いた電波が音に変換された
ものです。

日本が高精度パラボラアンテナや超高感度電場受信機などの製造を担当している
南米チリのアルマ望遠鏡がこの星を見つけました。
ALMA MUSIC BOXはアルマ望遠鏡の素晴らしい成果(視力2000?!)をもっと世の中
の人に知ってもらいたい、という想いがアートに昇華された作品なのだそう。

今回オルゴールという形に至るまで様々な試行錯誤があったそうです。
これは別のトークイベントで伺いました。一つの作品になるまでに出された様々な
アイデアを見ることができて(普通だったらまず見れませんよね!)こちらも楽しかった
オルゴールはまさかの手作り?!だそう。そんなこと教えてもらわなかったら
そういうものかとスルーしてしまいますが、手作りかと思ってみるとその職人魂?
に頭が下がる思いです

そんな背景を知ったうえでのオルゴール鑑賞、しかも閉館後のミュージアム!
「宇宙」という響きだけでロマンを感じますが、おそらく自分が生きている間には
まず行けないであろう、1500光年向こうで滅びようとしている星について思いを
馳せるような星の意思があるか、は判りませんが何かが伝わるような・・・
そんな時間でした。
IMG_3129-2.jpg

こうしたイベント、実は多くのミュージアムで開催しています。
お出かけ前にちょっとHPなどチェックしてから行かれるのはいかがでしょう?

おススメです!

※同展覧会は展示作品の写真撮影が許可されていますが多くのミュージアムでは
 撮影が禁止されています。撮影したい作品があった場合は必ずご確認くださいね。

☆ Life with Art ☆








行ってきました。

「楽園としての芸術」展 Art as a Haven of Happiness@東京都美術館

2014_havenofhappiness2.jpg

ダウン症など障害をもつ人々による人々の造形作品が約100点ほど展示されている展覧会です。

その方ならではのかたち、色合い、ストローク、素材・・・さまざまな世界が広がります。

私が作品を見ていて浮かんできた言葉は「気配」

それは何かそのものではなく、それがある(あるいは無い)ことで生じるエネルギーの流れや

強弱のようなもの。

タイトルが一見作品とどんな関係があるのかわからないものが多かったから、かもしれません。

実は私も学生の頃(日本画専攻で絵を描いていました)、「作品とタイトルのつながりが

分からない」とよく言われました。

でも私の中ではタイトルと作品はつながっているのです。

そんな風に、作家さんの中では作品とタイトルは何かしらつながっているのだろうと推測をしますが

よくわからない・・・

そこで先の「気配」の出番です。それはもしかすると「タイトルに関連するエネルギーやイメージ」

のようなものが作品になったのかな、、、と思ったのです。

もちろん本当のところはご本人しかわかりません。

しかし直接的な「かたち」を離れて、作品に広がる抽象的な”何か”の存在、色(それもカラフル、

様々な色です)、ストローク(腕の振り)、色と色のリズムやハーモニーが、私を非日常的な世界

=楽園?! へ誘ってくれます。

むしろ、一目でわかるようなはっきりしたかたちを離れているからこそその方の世界観が直感や

感覚で伝わってくるのでは・・・とすら感じます。

今回の展覧会に出展されている作品はどちらかというと作家の方が楽しんで描いているよう

に感じました。 そういう描き手の気分、気持ちって写真などより本物の絵からのほうが伝わり

ますよね。

もしかしたら普段の生活ではなかなか使えていない、鈍感になっている、かもしれない、直感や

感覚を研ぎ澄ます感じ、皆さまも味わってみませんか?

そういった体験が逆に日常生活の中でも活きてくるのではないかと感じます。

なんとこの展覧会のチケットは開催期間内で2回入場が可能です。

初めて行って、観て、ビックリして(笑)、少し間をおいてまた観に行ったときにどんな気持ちを

味わうか・・・我ながら楽しみです。

☆ Life with Art ☆










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